住宅ローン申込時に加入する団体信用生命保険よりも安く入れる方法がある?

住宅ローンを申し込むと団体信用生命保険に加入するのが一般的ですが、一般的な金融機関の商品であれば借入金利に含まれています。

一方で、長期固定金利を検討する場合よく候補としてあがるのがフラット35です。
フラット35は住宅金融支援機構が民間金融機関の融資した住宅ローンを譲り受けて、そのローンをバックに資金調達をおこなっている住宅ローンです。

昨今の低金利を背景として、変動金利のリスクをとらずに安心して将来も支払っていけるよう現状の金利水準で全期間を固定したい、と借入や借換を希望される方も多くいらっしゃいます。
一般の民間金融機関の商品と異なる特徴の一つとして挙げられるのが、団体信用生命保険が任意加入となっている点です。
加入する場合は団体信用生命保険料が発生します。

以下の条件で実際の団信保険料がいくらかを記載しています。

借入額 3000万円
金利 1%
期間 35年

団信特約料

年 

特約料

 

特約料

年 

特約料

年 

特約料

1年目

107,300

11年目

80,600

21年目

50,200

31年目

16,500

2年目

105,500

12年目

77,700

22年目

47,000

32年目

12,900

3年目

102,800

13年目

74,800

23年目

43,700

33年目

9,300

4年目

100,100

14年目

71,800

24年目

40,500

34年目

5,700

5年目

97,400

15年目

68,800

25年目

37,100

35年目

2,000

6年目

94,700

16年目

65,800

26年目

33,800

7年目

91,900

17年目

62,800

27年目

30,400

8年目

89,200

18年目

59,700

28年目

27,000

9年目

86,300

19年目

56,600

29年目

23,500

10年目

83,500

20年目

53,400

30年目

20,000

1年目が107,300円で2年目以降徐々に減少していきます。
通常の購入の流れでこの団体信用生命保険にそのまま入るケースも多いのですが、任意なので実は他の選択肢も検討できます。

その選択肢としてよく比較検討されるのが民間の生命保険です。
団体信用生命保険は同一の料金となっていますが、民間の保険は、年齢や性別、健康状態等により細かく分類されており、条件次第では大きく削減できることがあります。

保険料の支払い方にも差があり、団体信用生命保険は当初保険料が高く毎年低減していくのに対し、民間の生命保険は一定額を支払う形になります。いずれ団体生命信用保険の保険料と逆転する時期がくるのですが、前半は少ないことが多いため、特に繰上返済をするなどで保障が必要なくなるようなケースでは、民間の生命保険料の方がかなり少なくなることがあります。

団体信用生命保険に近い形でのカバーを検討する場合の例を挙げてみます

年齢 30歳
性別  男性
喫煙状況 非喫煙
健康状態 良好

 上記のケースでは、条件を満たせば年間3万6000円前後の保険料で済む可能性もあります。
保険料が3万6000円の場合で団体信用生命保険料と比較すると26年目で逆転することになりますが総額で比較しても団体信用生命保険が約203万円に対し民間保険が約126万円で77万円の差になります。

さらに住宅ローンの繰上返済計画を策定している場合は、短期にこの保険を終了させることも可能で保険料が提言していく団体信用生命保険と平準で支払う民間の保険との差がさらに開きます。

単純な比較でもこのような差が生まれる可能性がありますが、本来の必要保障はライフプラン上で把握していくものでその中の一つの位置づけとして団体信用生命のカバーがあります。

ライフプラン上のキャッシュフローの推移と必要保障額を合わせていくと団体信用生命保険では足りない部分であったり、必要十分であったりといったことが見えていきます。
そうすると、これを土台として適正な必要保障額に沿った組み方が可能で、単純な団体信用保険との比較よりもさらに効果的なプランに繋がっていくことになるでしょう。

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